成功体験って②

ついでにスイミングの話。


ちょうど1年前にスランプがありました。

熱心なコーチだったのですが、ハルが気持ちもカラダもついていけない。

毎日「辞めたい」と泣いていました。

自分でやりたいと始めたのだから頑張りなさい、と辞めさせませんでした。

そのかわり、コーチに自分で相談できるようお膳立てをし、なんとか乗り越えました。


そんなことがあったことすらしばらく忘れていたのですが、また年末くらいに「辞めたい」。

今、クラブで1番(実績も厳しさも)のコーチに習っていて、当然要求レベルも高いようでツライと。

「でもさ、ツライって逃げていたらその先はないよね」と話しているうちに、1年前の話になり、ハル自身から「1年前、あそこで辞めていたら今の自分はなかった。辞めないで頑張って良かった」と言ってきました。

なんだかまだ8歳なのに、すごく成長したなぁと感動してしまいました。


そして、「とにかくあと1年頑張ってみる」と言っていました。

偉い!!!

これが年末の話。

つい先日タイム更新!やった!!

ハルも晴れやかな顔をしていました^_^


別に大会で賞がとれなくても良い。

行きたいコースに行けなくても良い。

ハルが自分で乗り越えて掴んだ成果が素晴らしいと思いました。


継続は力なり!




でも、本当に辛い時は辞めさせてあげたい。

その選択の見極めは親としても難しいですね。

子どもを追いつめたい訳ではないので。

紙一重だな。

成功体験って

今日ハルはピアノの練習を1時間も頑張りました。

普段15〜20分くらいしかやらないので、

付き合う母もちょっと疲れました…


正直、ぜーんぜん難しくない曲×2なので、

サクッと弾ければそんなに時間もかからないんだけど、早くなると「スタッカート」が「スラー」になってしまい、しかもハル本人はよくわかってないという( ´_ゝ`)

「できてるじゃん!」というハルに

「いや、できてないよ」と言うのも嫌なのですが、仕方ない。


まぁ、センスはない。

妹のアキがピアノ習い始めたら、アッ!!!という間に追い越されるでしょう(;ω;)

でも、ピアノってセンスも勿論大事だけど、ある程度のレベルまでは練習量でカバーできると思っています。

練習しないと上達しない。

いま弾いている曲も、先週課題としてもらってきた時は右手すらまともに弾けませんでした。

「無理!」と言って逃げそうなハルをなだめて練習に付き合うと弾けるようになりました。

ハルは、ピアノを通して小さな成功体験をつめています。

頑張れば出来る!を経験できるのは素晴らしいことだと思います。


ハルがピアニストになれるなんて、妄想すらしたことがありません。

大人になって人前で弾いて「おぉ!」と言われるレベルにもなれない可能性大です。

そりゃ、母も発表会でハルが難易度の高い曲を披露したら鼻高々になるでしょう。

でも、きっとハルはそうはなりません。


それでも。

ハルなりの努力でハルなりの成果を得られる、

それだけで素晴らしいなと思ってしまいました。

筆算か暗算か

残念ながら算数センス(図形のぞく)のない

ハルの話です。


毎朝計算ドリルをやっています。

最近は桁の大きい引き算をやっているのですが、ハルは基本的に筆算で出された計算問題はそのまま「繰り下がり」等を用いて解いています。

まぁ、間違いではない。


でも。

問題がズラッと筆算ででているせいか、暗算の方が早くない?って問題もご丁寧に繰り下がりを用いて解いているのです。

例えば、110−85。

大人は何も考えずにストレートに暗算ですよね。

もちろんハルにも、何も考えずにストレートに暗算できて欲しいのですが、まぁ算数残念男子なので…

で、問題が筆算で出てきているから、繰り下がりから始めるわけです。


あのね、100−85は暗算できる?

えーっと…15!

うんうん。110は100と10だから…

あ!25か!!


うん、繰り下がりとかしなくても暗算でできるよね?


と、閃かない男子に教えてしまいました。


しっかり筆算できる力も大事。

でも、数字によっては暗算できる。

どっちが正確で早いか見極める力。


…は、ないな〜。